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個別株の失敗談(SNS編)

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はじめに

個別株の失敗談です。

投資と投機の違いを理解せず売買に失敗した話です。

株初心者の方にはリアルなしくじり話として参考になれば幸いです。

以下に紹介している話はすべて自己責任で、悪いのは僕の適当な売買の結果です。

特定の人物や手法を批判するものではありません。

はじめに

今回は個別株の失敗についてお話します。

振り返るといかに自分が悪いお手本のような行動をしていたか反省ばかりです。

唯一救えるのは損失が自分の資産に大きく影響するほどではなく、資金面で退場しなかったことくらいです。

証券口座を開設してからインデックス投資を始めてみると、もうすることはありません。

結構暇です。

個別株には手を出すつもりはなかったですが、徐々に知識がつくと好奇心もあり試しに10万円を口座に入金して低位株を買ってみました。

SNSに頼り切った売買

どの銘柄買って良いかわからないので、SNSで有名なアカウントの方がつぶやいた低位株の銘柄をタイミングも気にせず100株注文していました。

購入後1日で30円くらい上がり、3,000円の利益が出て決済しました。

同じような調子で2、3回はテクニカルやファンダメンタルズの勉強など一切せず、ただただ話題の銘柄を見つけて購入しただけで利益が10,000円くらい出ました。

典型的なビギナーズラックでしたが、簡単にお金が増えるため個別株にも徐々にはまっていきました。

当然そんな甘い世界ではないので、すぐに痛い目をみます。

SNSで話題の銘柄に飛び乗ることは、ザラ場の動きが確認できて即損切りもできる自信があればしてもいいと思います。

(投資も投機も自己責任で行うものなので、自分が納得した手法であれば僕は何でもあり派です。まわりに迷惑をかけてはいけませんが。)

相場の世界は厳しいです。

いつまでもこのような売買でいい思いはできません。

僕は兼業なので昼休憩のタイミングしか確認できません。

前場で話題になった銘柄に後場スタートで購入し、仕事が終わってから確認すると上ヒゲの先端で購入していて一気に血の気が引いたことを覚えています。

次の日に成行ですぐに投げて仕事終わりに確認すると、なんとその後にまた陽線で上がっていました。

こうなるとイライラしっぱなしです。

さらに次の日ムキになって上がっているところで入ると、引けには陰線でさらに資金が減っているといった悪循環を何度も繰り返しました。

ビギナーズラックで得た資金はあっという間に無くなり、−2〜3万円となりました。

ここから先はどうしたものかと思い、少しずつ自分なりにテクニカルやファンダメンタルズ分析の勉強をして、自分に合った手法をと思いましたがそんなに簡単に見つける事はできませんでした。

配当目的も失敗

配当投資の手法を批判している訳ではなく、手法を理解せず売買した僕自身が100%悪い話です。

次に配当で人気がありSNSでもよくホルダーが多い銘柄を、自分もその銘柄が良いと思って購入しました。

実際は細かい値動きが気になってばかりであっという間に含み損を抱えてしまいました。

「配当投資だから含み損は気にしない」と自分に言い聞かせていましたが、マイナスが大きくなり結局狼狽しました。

人気がある手法でも自分に合うかどうかは分かりません。

多くの方が持っているという謎の安心感を得ようとしていましたが、他の方が取得単価がいくらか、どのタイミングで購入しているかは分かりません。

この失敗を通じて僕自身は個別株の目的はキャピタルゲインを目的とすることに決めました。

投機目的で行うことを決めて、損切りは必ず行うと決めました。

ストップ高の高揚感・ストップ安の恐怖

少しずつ売買にも慣れて株の用語や簡単なテクニカルやファンダメンタルズ分析の知識は入れていても、銘柄選定は面倒で相変わらずSNSに頼っていました。

ある日、昼休憩中に話題になっていた銘柄を飛びつきで購入したところ、あっという間にストップ高になり、翌日売却して170円くらい値幅を取り簡単に17,000円が手に入ってしまいました。

その時の高揚感は凄いもので、こんな売買が毎日できたら仕事より稼げると淡い期待を一瞬でも描いてしまいました。

今となっては恥ずかしい限りです。

そこからは別の銘柄でも調子に乗って飛びついていました。

価格が下がり翌日損切り、次の日上がって購入しては下がり損切りを繰り返し、あっという間に利益が飛びました。

そして、大きく利益が出た銘柄に特に大した理由もなく購入したら、ネガティブな材料ででまさかのストップ安をくらいました。

幸いに翌日には損切りできましたが、売却をすぐにできない時のストレスは相当なものでした。

運悪く数日損切りできないような場面にあったら精神的に退場してしまいそうです。

塩漬けの経験

株塩漬け

僕の中で1番大きな含み損を抱えた売買は、SNSでかなり人気があった銘柄でした。

本当に人気があって有名な投資家の方が保有されており、フォロワーの盛り上がり方も凄かったです。

自分の仕事には縁遠い業態ですが素人ながらにテーマ性を感じ、これから伸びると思い、特に自分で調べることなく売買するようになりました。

何度か回転し下がっても買い支えがあり、細かく利確できて段々と調子に乗ってきました。

その当時はSNSだけでなく掲示板も見るようになり、「買いたい」意見を多くみるほど勝手に安心感を感じていました。

決定的な失敗はその銘柄で含み益を伸ばしている方のスクリーンショットの投稿を見たときに、自分はこのままだと置いていかれると思って焦り適当に注文してしまいました。

その後あれよあれよと価格が下がりました。

普段なら損切りしますが、その銘柄は人気があったのでいつかは戻るだろうと楽観的な見方をしてそのまま過ごしていました。

下がり続けていくとどうにも不安になり、僕がした行動は損切りではなく中途半端な位置でナンピンでした。

中途半端に取得単価は下がりましたが、含み損が倍のペースで膨らみさらに焦るようになりました。

その後大陰線が出た後に余裕資金はあったので再度ナンピンし取得単価を下げました。

2回目のナンピンは奇跡的に大底できました。

その後は徐々に価格が戻り取得単価まで回復しました。

今の僕なら建値で撤退しますが、当時は100株から300株に増やしたから一気に増えると懲りずに楽観視していました。

そして再び下落し全て売却しました。

悪い見本のようなトレードでした。

投機目的で行っていたのに含み損を抱えると、成長性のあるテーマだと自分に言い聞かせ投資目的に切り替え、損切りしなかったことが失敗でした。

救いがあったのは余裕資金はあったので取得単価を下げて大きな損失にならなかったことです。

僕は個別株のトレードにまわせる資金が少ないため、塩漬けにすると身動きが取れなくなります。

これ以降は塩漬けをすることはなくなりました。

まとめ

初心者のありきたりな失敗だと思いますが、投資やトレードに近道はないことを改めて痛感しました。

このような失敗を経験しからこそ、「自己責任」で行うことの大切さを学びました。

まだまだしくじり話はありますが、またの機会とさせていただきます。

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  • 初回投稿 2020年5月28日 
  • リライト① 2021年5月5日
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リンゴ
FX歴5年目|ドル円|個別株で負けたのが悔しくてテクニカル分析をFXで勉強|兼業でチャート確認は1日3〜4回|フィボナッチで押し目買い戻り売りを予測するのが得意|年間成績:1年目-0.5%、2年目+1.6%、3年目+20%、4年目‐10%、現在5年目+40%|兼業で戦える手法を実践中。 つみたて投資(iDeCo・つみたてNISA)で資産形成。FXで副収入。
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