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はじめに
SNSに続き雑誌の情報に頼って失敗した話です。
株初心者の方にはリアルなしくじり話として参考になれば幸いです。
以下に紹介している話はすべて自己責任で、悪いのは僕の適当な売買の結果です。
特定の情報をもとにした売買を否定するものではありません。
雑誌の情報に頼り切って失敗した話です。
SNSに頼った売買から抜け出そうと次に手を出しのは株雑誌でした。
そこで人気銘柄の紹介と理論株価コーナーに目が止まりました。
理論株価に惹かれる
テクニカルもファンダメンタルズ分析も中途半端な売買をしていたことは自覚していました。
タイミングは適切でなかったとしても理論株価より割安なら、いずれは上昇するだろうと甘い考えで食いついて読むようになりました。
振り返ればこの時点で損切りラインを動かしても良いように言い訳を用意する心理が内心あったと思います。
紹介されていた銘柄は人気新興銘柄で1300円台の株が理論株価では6000円と紹介されていました。
割安度78%!
その企業は仕事でも感じる社会課題に取り組まれている企業で、会社のIR情報を見ていくうちに応援したい気持ちも交じるようになりました。
応援したい気持ちは初心者には注意です!
当時は1日で100円以上値幅が動くこともあり、短期売買で少し利益が出たり損切りしてました。
スイングを取りながら長期保有も考えていました。
新興銘柄で期待を高く持っていましたが、決算の度に大きく株価が下がってしまいました。
2020年6月では当時より60%程度下落しています。
雑誌の理論株価では8年後くらいを想定されていたので、現段階で株価の予想の成否を決めつけることはできませんが、塩漬けにしていたら身動きが取れないままでした。
株にあてる余裕資金が少ない方ほど、損切りを早くしないと次に行動に移すことができません。
決算またぎに失敗
投機目的では決算は基本またがない方針ですが、つい掲示板をみて「決算後は跳ねるから置いていかれるぞ」的な投稿をみて焦って注文して決算をまたぎました。
まだ掲示板の情報も頼ってしまいました、、、。
決算資料で赤字が発表されPTSはどんどん下がり翌日に成行で売却をしました。
すると決算出尽くしで下ヒゲの先端で寄り付きに売ってしまい、その後は陽線が出て前場引けていました。
悔しくて後場に再度購入すると大引けでは上ヒゲで購入していました。
こうなるとムキになって悪循環で徐々に得た利益が飛びました。
銘柄に惚れてしまったこともあり、その後懲りずに再度決算またぎで下落をくらい、ナンピンするも損失が拡大し一番大きな損を出してしまいました。
どこかでいずれ6000円を目指す銘柄なら、多少の含み損でも大丈夫と気が緩んでしまったことも反省でした。
この次期が一番ポジポジ病がひどかったです。
中途半端に利益が出た銘柄だったため変に自信がついたことも良くなかったです。
以前ナンピンで大底を拾って取得単価を下げて損失を抑えた経験がありましたが、この時は落ちてるナイフをまさにつかんでしまい血だらけになりました。
振り返れば大陰線の途中でなぜナンピンしたか分かりませんが、ただイライラしながら売買していたことは覚えています。
銘柄に固執せず利確と損切りは機械的に行っていきたいです。
自分の中でルールを持つこと・そのルールの妥当性は?
この頃の失敗からルールの徹底が大切ということを気付かされました。
そしてぼんやりとしたルールは持っていても、そもそもそのルール自体が妥当性があるのか検証もしていないことに気づきました。
最近では自己分析を行うようにしてから自分にはどういった弱点があるのか考えるようになりました。
自分の強みはまだ見つけれないですが、継続してテクニカルの勉強をすることは嫌いではないので、少しずつ記録も取れるようになりました。
まとめ
雑誌の情報が悪いわけではなく、ムキになってメンタルが保てないまま売買を繰り返した僕の失敗話でした。
今となってはなぜあんなにムキになったのか分かりません。
雑誌で紹介されている銘柄は良い銘柄と思い込んでしまうので、個別株に取り組むときはスクリーニングから自己責任で取り組んでいきます。
銘柄のスクリーニング、売買のタイミングが自分でルール化できていないことが一番の反省でした。
これまでの失敗を振り返り、今後のトレードに活かせるよう頑張ります。
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- 初回投稿 2020年6月20日
- リライト① 2021年5月25日