個別株で1〜2年失敗ばかりして、ルールが大切と分かっていてもルール作りができない、ルールの妥当性も検証できていないといった問題だらけな売買を繰り返していました。
iDeCoやつみたてNISAはほぼルール化されており、2年間特に困ることなく続けてこれました。
裁量トレードは自分でルールを作ることに難しさがあり、そのルールに妥当性があるのか?、ルールを徹底できるのか?、その辺りに難しさがあるのかもしれません。
テクニカルの勉強でFXに挑戦しドル円を中心にトレードしています。
ルールを作るのは難しいですが、ゲームの攻略を考えるようで最近は楽しめてきました。
本格的に始めて3ヶ月くらいのため改良ですが、少しずつ自分のスタイルがみえてきたので、まとめていきます。
Contents
トレードスタイル
- デイトレ〜スイング
- 4時間足中心
- 指値・逆指値注文or4時間足確定時に成行
- 押し目買い、戻り売りが基本
- グランビルの法則 買いサイン②
- グランビルの法則 売りサイン⑥か⑦
- AB=CDパターンを基本とする(エリオット波動の3波、C波狙い)
- ターゲットはフィボナッチ・エクステンション①100%、②161%
- 分割注文・分割決済
- IFO注文で利確・損切りを必ず行う
- 基本はドル円
- トレンドライン突破後のサポレジ転換を狙う
- ①直近トレンドライン突破。
- ②トレンドライン突破後にフィボナッチ・リトレースメント38.2〜61.8%の戻りを予測する。
- ③移動平均線やトレンドラインと重なる位置で指値注文(逆張り)か4時間足で反転を確認してからエントリー(順張り)
情報収集
まず自分はどの情報をもとにするか。
個別株はSNSに頼っていました。
FXでも有名トレーダーの分析や市場予想など始めは頼っていましたが、現在はできるだけ控えるようにしています。
トレーダーの考え方やテクニカル分析手法などは勉強のため、SNS・ブログや動画は参考にしています。
基本はチャートに集中しています。
他はOPカットや注文状況も確認します。
ファンダメンタルズに関連する情報はロイターやウォール・ストリート・ジャーナル、FX会社のレポートを読める範囲で確認しています。
ファンダメンタルズはトレードにまでは活かせていないですが、大きな流れを把握するためです。
資金管理
トレード資金は100万円。
保有通過数はドル円で2万通貨(2Lot)くらいが自分の許容できる値動きです。
目標
月利:1〜2%。
リスクリワード:1.5〜2
勝率:50%
バルサラの破産確率:0.8%〜3.7%
損切り
1回のトレードで資金の1%以内。
テクニカルを理由に売買するため、損切りの位置が1%以内に収まるようなタイミングでエントリーを行う。
1回のトレードで最大損失は1万円。
損失額÷保有通過数=損切りpips数
⇒1万円÷2万通貨=0.5円
⇒0.5円=50pips
損切りは50pips以内の位置に設定できるように、押し目買いや戻り売りを基本とする。
下ヒゲに注意して余裕を持った位置に設定。
ヒゲが長い通貨の場合はLotを下げる。
1ヶ月の最大損失は3%以内に抑える。
環境認識
チャート分析はTradingView(PCかタブレット)。
売買に証券アプリはDMMFX。
チャート分析と証券会社のアプリで注文を分けているのは、分析より売買に気が取られポジポジ病になりやすいです。
またTradingViewは分析ツールが使いやすく自分のアイデアが残せることも気に入っています。
平日は朝・業務後の夕方・夜(22〜23時)の3回チャート確認。
環境認識やトレードプランは週末に行う。
時間足
- 月足や週足も大きな流れは確認する
- 長期(日足)
- 中期(4時間足)
- 短期(1時間足)
移動平均線
- 長期(日足20SMA)
- 中期(4時間足20SMA)
- 短期(1時間足20SMA)
マルチタイムフレーム分析として、それぞれのSMAの方向や傾きで大まかにトレンド判断やサポレジ判断。
トレンド転換
- トレンドラインの突破で転換を疑う
- MACDのダイバージェンスで転換を疑う
- ダウ理論(高値切り下げ安値切り上げ)
- 移動平均線と価格の位置
トレンド判断
- ダウ理論orエリオット波動理論
- 移動平均線(長期・中期・短期SMA)
- トレンドライン・チャネルライン
サポレジ判断
- 水平ライン(長期・中期の直近高値安値、長期足のサポレジライン)
- 移動平均線
- フィボナッチ・リトレースメント(38.2〜61.8%)
- OPNYカット
オシレーター(MACD)
ダイバージェンスを把握しトレンド転換後のエントリーを準備する。
ドル円のショート戦略に検証中。
※売買の判断にはしない。安易な逆張りを狙わない。
トレード
エントリー
基本は指値・逆指値注文。
IFO(決済の指値と逆指値も行う)注文。
エリオット波動の1波を確認。
AB=BCパターンでいえばAB。
1波とAB波には乗れないことを自覚する。
1波の高値を確認するまでは飛びつかない。(Bを確認)
1波から価格が下がったらフィボナッチ・リトレースメントを当てる。
フィボナッチ38.2%、50%(フィボナッチではないが、ドル円はこのあたりも意識されやすい)、61.8%で反発を予測。
指値注文ならシンプルに50%の位置だと引きつけながら、刺さらない問題も解決できそうです。
フィボナッチは基本ヒゲ先に当てる。ロウソク足実体との乖離が大きい場合は両方当てる。
- 短期が確認できない場合
フィボナッチと移動平均線・直前の下降トレンドにあたる部分が重なれば指値注文。(根拠をフィボナッチだけにしない)
38.2%、61.8%で分割注文。(検討中、50%の位置でも良い)
- 超短期(15分足)で確認できる場合
2波で安値の切り上げを確認。(C)
暫定トレンドライン(2点)を引ける。(AとC)
短期足で反転を確認して超短期足で抵抗線を超えていれば、成行か抵抗線に指値を入れてブレイク後のタッチエントリー。(今の生活状況では難しい)
ロングであればグランビルの法則 買いサイン②の位置に近い。
ショートであればグランビルの法則 売りサイン⑥か⑦の位置に近い。
ポジション保有中
4時間足、日足の確認。(確実に確認できるのは日足のみ)
仕事中は確認しない。確実に確認できるのは朝・夕方・夜(22〜23時)
SNSの情報収集は最低限に留める。
保有中の心境や変化はTradingViewのアイデア更新かSNSを利用。
ターゲット・決済
安値が切り上げ下ヒゲが届きづらい位置まできたら逆指値を建値以上にする。(裁量にもよるがドル円なら30pips以上?)
買いであれば①、②を目安に分割決済。
売りであればエリオット波動C。損切りが集まっている位置を探す。
- ①フィボナッチ・エクステンション100%。AB=CDパターンのDの位置。エリオット波動3波になる可能性もあり。チャネルライン抵抗線の2点目。
- ②フィボナッチエクステンション161%。エリオット波動3or5波。チャネルライン抵抗線の3点目。
- 水平線(直近高安値、サポレジライン)
- 高値での大陰線(売りながら逆)、反転パターン確認した時点で成行
まとめ
文章化してみると複雑な部分や曖昧な点も見つかりました。
この通りにできるか分かりませんが、今後過去検証を行いどの程度トレードが現実的に行えるルールか検証します。
ルールはシンプルな方が良いと言われていますが、プロや専業トレーダーの方もいきなりシンプルなルールになったわけではないと思います。
ここから余分な点は省いて140字でも表現できるルールを目指していきます。