つみたて投資

つみたて投資の投資方針について

はじめに

僕が投資に興味を持ったきっかけは早期リタイアではなく、老後の資金作りでした。

リスクが取れる人・インデックスでは物足りない人は個別株でも良いと思いますが、個別株の場合は値動きが激しいため保有するだけでもメンタルの影響が変ってきます。

体験談として実際に所有してみると決算をまたぐのが怖いですし、暴落で株価が下がった時のきつさはかなりのものです。仕事中に株価の変動もやっぱり気になってしまいます。

ファンダメンタルズ(財務、IR、ヘッドライン)とテクニカル分析(ロウソク足、出来高、各種インジケーター)以外に、需給(信用買残)や相場全体の動きなど、サラリーマンで家事育児も行っていれば、継続して把握や管理することは労力が必要です。

投資は長期投資が基本です。

長期で続けるために僕はインデックス投資・つみたて投資を実践しています。

つみたて投資の投資方針について

20186月からiDeCo20188月からつみたてNISAを始めました。

投資を始めて3年経ちましたが、たった3年でも相場は変動が大きいものでした。

僕自身のインデックス投資・つみたて投資に関する方針についてまとめます。

結論から先にお伝えすると、国際分散(全世界)投資で株式のみに投資をします。

あくまで僕自身の納得している方針です。

皆さんに合うかどうかは投資の目的やリスク許容度によって異なりますのでご注意ください。

詳しいアセットアロケーション(資産配分)、ポートフォリオ(金融商品)はこちらの記事でまとめています。

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投資の目的は?

僕の長期投資の目的は老後に向けた「資産形成」であるため、つみたてNISAよりiDeCoを主軸として考えました。

iDeCoの資金拘束について批判的な方もいますが個人型確定拠出年金です。

年金なので簡単につみたてを止めたり出金したら意味がないですよね。

所得に寄って税金の話が変わることや特別法人税の問題については、議論できるほどの知識はないため控えます。

心配な方はつみたてNISAだけでも良いと思います。

個別株やETFによるサテライト投資も資金に余裕ができれば行いますが、現在はFXのトレードでテクニカルの勉強中です。

どの地域を対象とするか

米国か全世界か

近年の米国市場はパフォーマンスが高く人気があります。

僕自身は米国企業は大好きで資金に余裕があれば米国の個別株も購入したいです。(ハイテク企業やブランド企業大好きです)

米国企業の売上が米国だけでなく世界中に影響していることも頼もしい限りです。

個別株は難しくてもETFの購入は今でも考えています。

コロナウイルスによる暴落時はビビって購入できず、反発にも全くついていけませんでした。泣

米国株で長期投資を考えるときに、youtubeにあがっていたバフェット太郎氏の動画がとても分かりやすかったです。

僕は米国市場が最も頼りになると思っていますが、こちらの動画の最後の説明が自分にはピッタリとはまっていました。

ただし、米国株が不調の中で、新興国株がとりわけ強い時代というのもありますから

そういう局面で新興国株に投資をしていないことに耐えられないのなら

全世界株式分散型インデックスファンドに投資をした方が賢明です。

 

バフェット太郎の投資チャンネル

米国株投資はいつ始めればいいの?

https://youtu.be/8vfuTNSIi2U

 

今は米国以外の地域がパフォーマンスの足を引っ張っていると思います。

しかし、長期でみれば米国以外の地域がバブルによって暴騰する可能性はゼロではなく、その時に投資をしていないと焦りや置いていかれるストレスを感じてしまうので、国際分散投資を選びました。

新興国や日本の市場について

SNSや動画では米国株を語られていることは多いですが、新興国市場については取り上げられる方は少ないです。

ウォール街のランダムウォーカーの著者、バートン・マルキール氏によると自分の孫に残しておきたいETFは、EMQQ(新興国のEコマースやインターネット関連の主要事業とする企業を対象)を取り上げられていました。

ジュレミー・シーゲル氏の書籍では国際分散投資はリスクを低減するものであり、米国のみを対象にすることは推奨されていません。

米国からみて他の地域を投資先としてどう考えるかは、知っていても損はないです。

あくまで僕の性格や投資期間、自分の余裕資金を考えてiDeCoでは先進国+新興国株式市場(当時は全世界株式が楽天VTのみで僕はマネックス証券を選択しました)、つみたてNISAでは全世界株式を選んでいます。

日本株はアクティブな運用や投機目的の売買もいずれは再開します。

インデックス投資以外は認めないといったスタンスではありません。

株式以外に債券やREITは入れる?

債券で比率の調整も考えましたが、もともと積み立てている資金が少ないため株式100%にしています

自分のリスク許容度の調整として、余裕を持って現金を債券の代わりとして積み立てもしています。

REITについては自分のリスク資産が少ないうちは株式中心としました。

投資先に不安を感じる場合

リスク許容度やつみたて額の見直し

投資先に悩み始めると凝り性であるほど泥沼になります。

最悪いつまでも悩んで始めれない方もいるかもしれません。

iDeCoやつみたてNISAであればシンプルに

①全世界

②米国

③先進国・日本・新興国を自分好みに配分

①から③のどれか自分で納得したものに投資をすれば良いです。

資産配分については別の機会でまとめます。

実践して分かったことは投資先よりリスク許容度が大切だと思います。

投資先に必要以上に悩む方は、不安があるなら投資にあてる金額を下げて余裕を持つが方が良いです。

仕事・家庭・趣味を楽しむ

iDeCoやつみたてNISAは始めてしまえば得にやることないです。

eMAXIS Slimシリーズを選択していれば、新しい投資信託が出ても特に調べることもないです。

ETFや個別株も少額で楽しむ(私見)

僕は短期での売買も行っています。

結果として自分の裁量トレードで売買する投機の難しさを痛感するほど、インデックス投資・ドルコスト平均法の良さもわかります。

誰でも安いところで買って高く売ることができれば困る事はありません。

ましてや退場することもありません。

資産形成を目的とした場合に個別株やFXで運用することはおすすめしません。

FXや個別株は損失が許容できる範囲で楽しみながら相場と向き合っていきたいと考えています。

まとめ

サラリーマンで投資にそこまで時間をかけることが難しい方には、資産を形成する目的としてiDeCoやつみたてNISAがおすすめです。

僕はサテライト投資としてETF、投機として個別株やFXトレードも楽しみながら続けていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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  • 初回投稿 2020年5月26日
  • リライト① 2021年5月4日
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リンゴ
兼業トレーダー。個別株で負けたのが悔しくてテクニカル分析をFXで勉強。ドル円のみトレード。チャート確認は1日2〜3回でスイング。フィボナッチで押し目買い戻り売りを予測する手法が得意です。 投資は2018年からつみたて投資(iDeCo・つみたてNISA)継続中。 TradingViewアカウント https://jp.tradingview.com/u/ringoinvestrade/