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はじめに
トレードは個別株、日経225先物を挑戦し、ろくにトレードルールも作れず行き当たりばったりのトレードを行っていました。
テクニカルの勉強に集中するため現在はFXに集中してトレードの検証と実践を行っています。
最近は基本的なテクニカルであるダウ理論やトレンドライン、移動平均線やフィボナッチを中心に検証をしています。
環境認識のトレーニングとして、S&P500指数の月足の長期トレンドの環境認識を行いました。
テクニカルのみの判断で言えば、積極的に買いたい局面かどうかは悩ましいところでした。
検証したトレンドラインと価格の位置から、下落の心配がないとは言えないという内容ですが、暴落を望んでいるわけではありません。売買の推奨もしていません。
トレンド判断
●2007年10月〜、1本目の上昇トレンド
●2012年5月〜、2本目の上昇トレンド
●2015年8月〜、もみ合い
●2016年12月〜、3本目の上昇トレンド
下降トレンドをブレイク後にそのトレンドライン付近に押し目を形成後上昇している。
1本目の下降トレンドをブレイク後に戻ってタッチしてから1本目の上昇トレンド形成。
2本目の下降トレンドラインのブレイク後も同様にタッチしてから2本目の上昇トレンドライン形成。
3本目の下降トレンドラインブレイク後にも戻りのタッチがあってから3本目の上昇トレンド形成。
トレンドラインのブレイク後に抵抗と支持の役割が転換することがみられるため、トレンドラインの延長線上近くにブレイク後の戻しがあるか注意深くみる必要がある。
現在検証している手法は、ブレイクしたトレンドラインと移動平均線やフィボナッチ・リトレースメントが重なる可能性もあれば逆張りエントリーを検討していきたいです。
色々検証するとある程度反転の共通点を見つけてきました。
ファン理論
ファン理論によると上昇トレンドの例では
3本目のトレンドラインをブレイクされると、さらに下落する兆候となる。
「マーケットのテクニカル分析 トレード手法と売買指標の完全総合ガイド」
第4章 ファン理論より
著者:ジョン・Fマーフィー
3という数字は意識されやすく、日経平均やドル円でも3本のトレンドラインをブレイクして反転するパターンはいくつかみられました。
月足で確認するとS&P500指数は3本目の上昇トレンドラインを割っていて、タッチ後の下落する可能性も考えられます。
サポレジ判断
●200日移動平均線
割れることもあるが、過去に何度もサポートされてきました。
●一目均衡表
日経平均より意識されているテクニカルかわかりませんが、コロナショック時の終値の位置は雲の上ギリギリで止まっています。
200日移動平均線を割って下落した場合は、一目均衡表もチェックすると良いです。
●水平ライン
前回高値抵抗線が支持線にサポレジ転換した水平ラインありました。
コロナショック時の安値の位置(前回安値)より安値切り下げした場合は、下降トレンド継続と判断する重要なラインと思います。
MACDの確認
月足のMACDは上昇中だが、コロナショック以前の価格を高値更新していきながら、MACDが仮にダイバージェンスが認められるようであれば、反転の可能性は十分にある。
(MACDの下降ラインはイメージです)
まとめ
テクニカルに限定した検証であるため、視野が狭くなっている内容ではあると思います。
投資は長期保有が王道ですが価格の下落時に狼狽しないこと、冷静に過ごすためにはある程度トレンド判断ができていた方が良い場合もあります。
「いつかはまた上がるだろう」みたいな余裕のある投資であれば問題ないですが、リスク許容度が高い場合には下落に巻き込まれると精神的にもきついですし、パニックになって無計画なナンピンをしたら最悪です。
楽観時には下落シナリオを、悲観時には上昇シナリオを頭の片隅におけるように記録していきます。
↓チャート画像を確認しやすいです。